ブラストビートとは

ブラストビートはアイルランド発のプログラム。

日本では2009年に有志がNPO法人として設立、世界では5カ国目。

日本法人は多くの社会人ボランティアにより運営しています。

 

イギリスでは、ブラストビートの活動でロンドン最大級のステージ「O2アリーナ」に高校生の代表が立ちました。日本でも参加者の枠を広げ、高校生、大学生、専門学生、フリーターなどいろいろな若者にチャレンジしてほしいと思います。

 

ブラストビートの詳細はhttp://blastbeat.jp/

100日間のプログラムの流れ

■STEP1 「音楽イベント会社」を立ち上げ

高校生・大学生(若者) たちが会社を設立

会社名・理念・ロゴ・役職を決める

 

まず始めにすることは、代表を決めて会社をつくることです。

(実際に登記はしませんが任意団体として責任のある組織になります)

 

そして、自分たちの会社が「何のため、誰のために存在するのか?」を全員で考えながら、会社理念などをつくっていきます。それと同時に、会社名やロゴ、社長や副社長、マーケティングマネジャーや財務マネジャーなど、会社運営に必要な役職を自分達で決めていきます。

 

また、役割についても、ブラストビートではそれぞれの好きなこと、得意なことを活かして活躍する舞台があり、チーム全員でお互いを補いあいながら進めていきます。

■STEP2 ライブを企画し、集客する

ライブを企画し、集客する

コンセプト作り・資金調達・スポンサー集め・広報などに挑戦

 

会社を作った後は、音楽イベントを具体的に企画していきます。

 

お客さんを想定し、「どういうコンセプトにするのか?」「価格に見合う価値はあるのか?」などなど話し合っていきながら決めていきます。

 

活動資金については、「どんなことにお金がかかるのか?」「必要なお金を集める方法は?」「前売りチケットを発行するか?」など、何のためにどれぐらいのお金が必要かを自分たちで考えながら実行していきます。

 

ブラストビートでは、アーティストへの出演交渉や、イベント会場の値引き交渉など難しいことにも自分たちでチャレンジしていきます。

 

■STEP3 ライブ当日の運営 / 利益の25%以上を寄付する

ライブ当日運営をし、利益の25%以上を寄付する

利益を自分たちの選んだNPOやチャリティに寄付

 

音楽イベントの当日も、全て自分たちで運営します。
受付から、司会進行、会場の装飾や音響照明なども自分たちで演出し、イベント当日のマネジメントも大きな挑戦します。


そして、得られた利益の25%以上は、自分たちで選んだNPOやNGO、チャリティなどに寄付します。寄付をするためには、「価値のあるお金の使い方をしてくれるか?」「結果の報告は?」などについても自分たちで調べ、NPOの活動現場を見学したり責任者に話を聞きに行ったりして決めていきます。

 

ライブ終了後は、利益から寄付を行い、会計報告をまとめます。

またチームメンバー全員でこの3〜4ヶ月を振り返る「振り返り」の場を設けてお互いの今後の成長のためにフィードバックを行います。